アスペルガー症候群の大人の治療はできるの?

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ここでは、「アスペルガー症候群の大人の治療はできるのか」についてお話します。

 

アスペルガー症候群の治療とは?

 

アスペルガー症候群とは、知的には正常でも
コミュニケーションに障害のある発達障害です。

 

根本的な原因は未だ研究が行われていますが、
発症のメカニズムとして先天的な
脳の機能障害があると考えられています。

 

そのため、残念ながら、アスペルガー症候群を
根本的に治療することは現時点では
出来ないとしか言いようがありません。

 

ただし、子どもの場合でも大人の場合でも、
行動療法によって生活状の困難を
改善することが出来ます。

 

この治療は、教育も兼ね備えているため、
療育と呼ばれます。

 

療育は可能な限り幼いころから受けた方が
効果が高いことが分かっています。

 

療育には大きく分けて3種類あり、
TEACCH、ABA、SSTと呼ばれます。

 

TEACCHとは、絵や写真で示すことで、
コミュニケーションを促したり、

 

一日のスケジュールを決めて貼っておく
といった構造化を基本の柱としています。

 

想像力に障害のあるアスペルガー症候群は
言葉で聞くよりも、視覚で認識する方が
頭に入ってゆきやすいという特徴をとらえた方法です。

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子供はもちろん、大人でも仕事のスケジュールを
書いて貼ったり、手順を文字のマニュアルではなく
写真で説明するものに変えるといった応用が出来ます。

 

ABAとは、良い行動は褒めて伸ばし、
悪い行動は褒めない(関心を向けない)という方法で、

 

子供に対しては家庭でも行える方法ですが、
大人ではなかなか行いにくいものかもしれません。

 

最後にSSTですが、SSTは能力を強化するための
課題をクリアしてゆくという療法です。

 

大人では、ソーシャルスキル向上を
目的としたセミナーなど開催している病院もあります。

 

2次障害には薬物治療が必要

 

大人のアスペルガー症候群の特徴として、
対人トラブルなどから乗じるストレスで
2次障害を併発していることが多いと知られています。

 

そういった2次障害として発症する
うつやパニック障害などの精神疾患は
薬を服用してしっかり治療することが大切です。

 

処方される薬として代表的なものが抗うつ薬、
抗精神病薬、気分安定薬です。

 

これらの薬は不安や気分の興奮、
衝動性やてんかんを抑える薬で、

 

服用方法と服用量は医師の指示を
必ず守るようにしましょう。

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