アスペルガーの特徴は病院で診断した方が良いの?
ここでは、「アスペルガーの特徴は病院で診断した方が良いのか」について解説します。
診断は「精神科」で!
まず、「自分は、アスペルガーの特徴があるかな?」と思う人、
または疑いがある人はそもそも何科に通えばいいのか?という問題があります。
アスペルガー症候群は発達障害の一種ですから、
「発達障害外来」を受け付けている大学病院が一番好ましいといえます
中にはアスペルガー症候群を専門に扱っている医師もいます。
しかしながら、こうした科を設けている病院は少ないため、
やはり「精神科」へ通い、主治医の指示を仰ぐのがベストといえます。
ただ、実際問題、精神科全般にいえることですが、
予約待ちが多いためすぐに受診、というわけにいかないのが現状です。
自分で少しだけ調べてみる!
「アスぺルガー」に思い当たりのある人は一度インターネットの検索エンジンで、
「診断チェッカー」をしてみるのもいいかもしれません。
大抵は無料でできますから。
やはりそれでも専門医に診てもらいたいという人もいると思いますが、
この診断チェッカーは結構役立つもので、
自分にどういう気質・性質があるのか、無意識的に答えるだけで、
「あ、言われてみれば」と気づくこともあるのです。
自分がアスペルガー症候群かも、と疑う人には思い当たるきっかけがあるはずです。
こうしたきっかけやいつ頃からそういう状態なのか、
改めて自分で思い起こすことで、
いざ診察のときにスムーズに医師に相談できるといえます。
外来も精神科も予約取れない時は?
各都道府県には「発達障害者支援センター」が設けられています。
上記の方法でもうまくいかなくて、それでも不安が強い人は、
ここに相談してみるのもアリです。
参考までにインターネット上では、「丁寧に対応してくれた」との声も見受けられます。
総括すると、アスペルガーで生きづらく生活するよりは、
専門医や精神科の医師に少しでも相談をして、
それを解消する方が生活の質の向上や、対人関係がうまくいったりします。
逆に、大人になると特にアスペルガーの症状で生きづらい、
と感じてしまう人が多いため、周囲の理解も必要ですが、
思い切って勇気を出して医師に相談してみましょう。